強迫性障害の強迫観念について
強迫観念はいろんなものがあります
私は主に加害恐怖や確認行為(火の不始末や鍵、ゴミ捨て)
他にも不潔恐怖や縁起恐怖などがあります
どんな恐怖や観念にしてもそれは結局私たちの脳に騙されているということです
私たちは生まれてから成長していく中でいろんな記憶や経験、知識などを蓄えていきます
それによりきっと性格と呼ばれるものが出来上がっていくのだと思います
・・・ということは強迫性障害で起きてくる強迫観念もそもそも後付けのものということです
いろんな記憶や知識や経験などによりできてしまった思考回路が悪さをしているということだけなんです
「人を傷つけてしまうかも」「汚いかも」などの観念は勝手に脳から湧いてきているだけ
それを私たちは「自分」が考えたと思ってしまっています
違います!脳が勝手にそれを起こしているだけなんです
勝手に起きているならあとは自分がどう考えるか?ということです
「人を傷つけてしまうかも」という思考に対し「私はそんな風に思わないよ」という思考を選択すればいいのです
最初はそれこそ何回も何回も同様の強迫観念が起きてくるでしょう
なんてったってそれは小さな頃からずっと使用されてきた思考回路ですから
でも後付けなんだから今度は新しい回路(道)を通ることを宣言しその道を使いつづければいいのです
無意識にそれができるまで
習慣化するまで
それができる頃には強迫観念は無くなっているでしょう
だって脳の思考回路が新しくなっているから
ぜひ自分で自分の思考を選択するんだ!という強い気持ちを持ってください